Panasonic LUMIX DMC-GF1

どうしても欲しくなってしまったので、買ってしまいました （＾＾）
欲しくなった理由は、たいしたことはないのですが、見てくれとサイズと性能でしょうかね、
普段は EOS 5D を使っているのですが、結構疲れるのですよね、
これまでの経緯をご存知の方もいるでしょうけど、バッグ一つ選ぶにも一年以上かかってもまだくすぶっているし、
撮影に出るときはレンズ数本持って、小三元をかついで、三脚もかついで、結構疲れるのですよ。

それで、写りがいいといわれるコンデジを買ってみたのですが、これ一つ買うにもドラマがあったりしますが、
悪くはないけど満足ではないというのが実感です。
RICOH GX100 なんですがね、ちょっとノイズが多すぎませんか、ということでこちらは Dfine でなんとか
対応していますが、それにも増して、気持ちの上で軽すぎる、というか 5D が重過ぎるというか、
適当なものはないんかい！？

と思っておりますところへ、颯爽と GF1 の登場でした。


マイクロフォーサーズのことは以前からある程度は知っておりまして、まあ、いいコンセプトなのでしょうが、
フルサイズの1/4のセンサー面積では高感度ノイズが厳しいでしょう、とほとんど気に留めておりませんでした。
ところがコストやデザイン的には有利な面も多くあるようで、マイクロフォーサーズ規格で発表された Olympus のモックを
友人からお知らせいただいた時には目からうろこ、今か今かと発売を待っておりました。
しかしながら現物はどうももう一つ惚れこめそうになく、結局これも素通りでした。

そこへ Panasonic ですが、こちらは家電メーカーと最初からなめきっており、G1 とか GH1 などのデザインで、
私的には完全に論外のメーカーになってしまっておりました。
ところがこの GF1 ですが、とりあえずデザインが気になってしまい、そこから Pana のことを調べはじめてみると、
なんとなかなかいいカメラを作っているじゃないですか。LX3 のことは知った上で GX100 を買ってしまいましたが、
カメラメーカー以上にいいカメラを作るのではないかと Panasonic に対してみる目が180度変わってしまいました。

焦点距離 40mm の単焦点というのがちょっと気にはなっていたのですが、以前は 28mm をKissDN につけて遊んでいたことを
思い出してそれなりに安心し、まあいいのではないだろうかと、とっつきの悪い私がちょっとその気になってみたのです。



その気になりかけているところへ、かなりコアなお知り合いが実機を買ったという知らせが入ってしまいまして、
ぐんと加速がつきました。なぜ Olympus ではなく Pana を？と思ってしまって丹念に情報を集めてみると、
40mm 単の開放Ｆ値が一段以上違うこと以外に、ＡＦ速度など、どれをとっても微妙に Pana のほうがよさそうです。

やっと重い腰を上げて実機を比べに店頭へ行きまして、帰ったときにはもうすでにミイラ、
気に入らないのはボディの質感だけ、それ以外は、欲しい欲しいモードになってしまっておりました。

紆余曲折あって子どもたちに買ってやったコンデジ三台分の代金を、精一杯懇願して補助してもらえることになり、
足らずは11・12月のお小遣いの前借でなんとか調達しまして、やっとの思いで購入することが出来ました。


それでも満足、欲しいと思ったものは買ったほうが気分がいいです。久々にワクワク感を味わえました、
以前はカメラは三台でいい、などとほざいておりましたが、撤回します、四台が望ましい （＾＾） とさせていただきます。
気がつけば、センサーは 1/1.7、4/3、APS-C、35mmフル、満遍なく使っていることになります。

まじまじと見ていると、LUMIX の文字が多すぎるのと、ボディ色が白と言っても青みのかかったスーパーホワイトではなく
黄色のかかったホワイトなのがちょっとマイナスです。



写りは非常にいいです、かなり満足していますので、実際にフィールドに出て使用してみるのが楽しみです。
どちらかというと一世代前のものを買うことが多い私なのですが、今回は珍しく発売されてすぐに買ってしまいました、
愛車 HONDA CRV 以来かもしれません。それにしても年内小遣いゼロとは、きびしぃ～～～～ (;´ｏ｀）