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Sigma 18-50mm F2.8 EX DC
Before:------------------------------------------>
Sigma 18-50mm F2.8 EX DC_f0091955_17514166.jpg


After:-------------------------------------------->
Sigma 18-50mm F2.8 EX DC_f0091955_17515070.jpg



上の写真は、上段がオリジナル(リサイズシャープネスのみ)、下段が自分勝手に手を入れたもの(レベル補正、トーンカーブ、マスキングしてトーンカーブ、特定色の補正、など)。

これは最初に買った EOS KissDN + SIGMA 18-50/F2.8 で、昨年の5月に撮ったものです。このオリジナルを見て、もちろん他の写真も大半は同様に黄色く写ってしまって、空の色がどーにも我慢できずに手放してしまいました。

当時は、ほんのちょっと明るく&コントラスト向上くらいのことしかやっていませんでした。してはいけないと思ってもいたし、する技量もなかったし、練習もしていませんでした。ただ出てきた結果に対してケチをつけるだけ。

今にして思えば、このレンズは解像感がかなり良かった(少なくとも 17-40 よりは良かった、硬めの描写ともいえる)ので、風景写真には十分使えたかもしれないと思います。一部で酷評をしたことを反省し、ちょっと残念な気分です。

調整に出している Tamron 17-50/F2.8 ですが、こちらは来週には返却される見通しです。3~4週間かかったみたいです。

(追記:2006/9/14)
レタッチはするべきではないと思っていました。
メーカー殿が製造した御カメラ様のアウトプットを素人がつつきまわすなど、ベンツをシャコタンにするような悪しき行為と考えておりました。それを理由に、レタッチの練習、RAW現像、など、一見とっつきにくいものから逃れておりました。別のレンズを買うことの、正当な理由にしておりました。

レタッチは、より自分のイメージに近づけるため、もしくは不満な点を補うため、必要なことだと思うようになりました。撮影時点で出来るだけ条件を揃えておくほうが望ましいとは思いますが、それがレタッチを少なくするためということであれば、必ずしもそうは思いません。
レンズとて、それなりに高価ではありますが自分の要求を100%かなえてくれるものではありませんので、どうしても「使い方を工夫」「足らないものを補う」というごく日常的な行為は、行ってしかるべきものだと考えるようになりました。

レタッチはすべきだと思いつつあります。
女性が化粧をして外に出るように、積極的に行ってしかるべきものだと思うようになりつつあります。あからさまなレタッチ、自然な仕上がりのレタッチ、いずれでも全く構わないと思います。

撮影時に、ここで撮った絵をこんな風にレタッチして・・・などと考えると、とてもワクワクしてきます。
ところが、ここのサンプルにあるような空に写ることを想定してシャッターを切るのは全く面白くありませんし、むしろ憂鬱です。レタッチそのものも、「なんでこんなことを・・・」と感じてしまうので、このように感じる人にはこのレンズは決してよいレンズではないと思います。

逆に、このレンズで撮った絵は解像度が高いからこんな風にレタッチして・・・と考えることが出来れば、これは楽しいし、本人にとっていいレンズなんだと思います。

by cantam | 2006-06-24 18:01 | ハード&ソフト or グッズ
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岡山県を中心に広島東部と兵庫西部、及び鳥取全域とその近隣を撮り歩いた撮りおろし写真帳です。主に自然風景と建造物を撮っています。

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