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Canon EF35mm F2
Canon EF35mm F2_f0091955_21532123.jpg
Canon EOS 20D / Canon EF 35mm F2



さてさて、ここのところ登場している Canon EF35 F2 ですが、これは軽くて写りもシャープで透明感もあって、大変気に入りました。室内、室外を問わず、とても便利に使えます。

このレンズは設計も古いし、USM & フルタイムマニュアルフォーカスもついていない、現在では廉価品の単焦点レンズです。便利なズームレンズがもてはやされ、高機能かつ高級なレンズに高いお金を払う方が多い中、貧乏人でマニュアルフォーカスすることなんかほとんどない、さらにレタッチしまくりの私にはぴったりのレンズであります。

35mm ということは、20D を使用している私には 56mm 相当ということになります。これまでは 45mm 相当の EF28mm を使用してきましたが、なんとなくこちらの 35mm ほうが使いやすそうな感じがします。
簡単ではありますが、ズームレンズを使って、自分がよく使う焦点域を気にしていたことがあります。どうやら私の場合 35mm 前後は比較的よく使っている焦点域のようです。実際のところは、前へ後ろへ動くだけでさほど気にすることもないのでしょうが、なんとなく安心感があります。


実は 35mm のレンズは以前からかなり気にはなっていたのですが、シリーズモノにとことん弱い私は、揃えだしたらきちんと全部揃っていないと気がすまない悪癖があります。必要とか、不要とか、そんな問題ではないのです、きちんと「揃っていること」が「正」なのであります (^^;ですので何らかのストッパーをかけておかないと、もう何をしでかすかわかったもんじゃありまません・・・。
ということで、単焦点はゴールドのハチマキ以外は買わないと一旦決心をしておったのです。28mm/F1.8、50mm/F1.4、85mm/F1.8 ですね。とりあえずこの三本で満足していた、いや、微妙な言い回しですが満足することにしようとしていたのです。ですが、なにか不満があるのです、それは 28mm クンなのです、ブツブツブツ・・・。

う~んここで 35mm の制限を解かないと、Canon 35mm F1.4L のほうへ触手が伸びていっても困ります。Carl Zeiss Flektogon 35mm のほうも、そのあとのことを考えるとまずいです。

レンズ沼という、心地よい響きとも、自虐的とも受け取れる言葉があります。「底なし」であることを表現している適切で甘美な響きの言葉です。L単沼というのもありますが、こちらははっきり言って底(数)は見えていますし、値段的には明らかに興味の対象範囲外なのでのでさほど好奇心はくすぐられませんが、M42 沼はこれは多分底なしでしょう。
レンジファインダーになると、価格は一気に跳ね上がり・・・、  Oh、・・・・・


Canon EF35mm F2_f0091955_1594587.jpg
Canon EOS 20D / Canon EF 35mm F2



それはそれとして、物欲の化身とも囁かれるこのレンズ沼、私にとってはレンズは好奇心の対象であって、とにかく使ってみたいのであります。必要かどうかはとりたてて問題ではないのです(^^;  ですので、当面 M42 沼にはあまり近づかないようにしようと思います。

欲しいレンズもあと2~3本ですが、入れ替えたいレンズが2本ほどあります (^^;


そんなこんなの想いを内に秘め(ちょっと大げさ)、このたびやっと入手いたしました (^^)
と同時に出て行くものもあります。その後のことはもう・・・、自分を止めることはできないです。


新品はいいですね、中古を探してもほとんどないですし、値段もあまり変わりません。
使用感は冒頭に書いたとおりです。

付属のフードは 35mm 用の画角のものですが、実質 56mm の画角になりますのでもう少し深いもののほうがよさそうです。50mm用のハクバのゴムフードを検討しましたが、実は EF 85mm F1.8 のフードをそのまま使っても全然問題なく装着でき、写りもけられません。

ただ、フードの長さとレンズ本体の高さがほぼ同じなので、逆向きにつけるとカブトガニみたいになりますし、本体に装着した状態ではフードを逆向きに装着できません。
ま、しばらくはこのまま使ってみようかと、だめならゴムフードか、85mm 用のフードを買って花形に削るか?、様子見です。


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はっきり申しますと、わけのわからん理屈や買い物の理由を考えているヒマがあったら、さっさと買ってしまったほうが幸せでいられる時間が長いです。もしご購入をためらっていらっしゃる方がいらっしゃれば、本当にお気の毒にと、申し上げます。

by cantam | 2006-11-06 22:01 | ハード&ソフト or グッズ
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岡山県を中心に広島東部と兵庫西部、及び鳥取全域とその近隣を撮り歩いた撮りおろし写真帳です。主に自然風景と建造物を撮っています。

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