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東京バンド at Blue Blues #2
オープニングアクト Mr. ファッツふじわら さん


最近はカタカナでかっこよくオープニングアクトということが多いようですが、いわゆる前座というお勤めです。

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Canon EOS 20D / Canon EF 24mm F2.8






私は、彼にお会いするのは初めてです。
ウクレレにカズーという、緩めのスタイルです。伺うところによると、高田渡に惚れたところからこっちのほうに足を踏み入れたということです。その割には、ジャズやブルースの源流のほうにも興味をお持ちのとのことで、いろいろとコアな見識をお持ちのようでした。

むかしむかしはやったスタイル、アメリカちゃんの曲だけ持ってきて歌詞を適当に付け替えてやるスタイルもお得意のようです。
押さえるところはきちんと押さえられていますね (^^)

メジャーなところでは弘田三枝子とかザ・ピーナッツとか、マイナーどころでは J. J. Walker の Mr. ボー ジャングル の替え歌「ぼろ靴履いて踊るじいさん~、俺の友達 ♪」などありましたね~。いやなつかしい。中川五郎などが演ってますが、これは基本的には英語を日本語に置き換えた歌詞です。個人的にはこの曲の訳詞としては、中川五郎が歌っているものより、学生時代の軽音楽部の先輩の作品のほうが好きです。

また、「♪ ボクが高校二年の夏、ジュンちゃんキミはテニス部にいた~~~」、こちらは私の神様の名曲であります。曲はボブディランの「八ッティキャロルの寂しい死」でありますが、内容は自分自身のことであって、原曲の内容とは全く異なります。

そんな感じの曲をいくつか披露されていました。60年代、万歳 (^^)、 クリックで拡大します(1440*960 Pixel)

東京バンド at Blue Blues #2_f0091955_2143194.jpg
Canon EOS 20D / Canon EF 85mm F1.8 USM






使用されている楽器、こちらは結構ウルサイ私ですが、ウクレレはよくわかりません。
リゾネータ付きの金属ボディー、そう、いわゆるドブロです。実際には National(松下電器ではありません)製のものだそうです。フィンガーピックは National に限るというお方もいらっしゃる、その筋では由緒あるブランドです。松下電器(あっかっるぅ~いナショナル ♪)ではありませんので注意してください。
頑丈なそうで、テンションのきつい巻き弦を使用されているということでした。

ウクレレマニアからは、ひと文句付きそうな楽器でしょうか?、
私はどっちでも構いません、オールカーボン製の RainSong でもOKの人ですから (^^)

RainSong というギターは、湿気というギターの最大の弱点をクリアすべく、これまでの慣例・常識を打ち破って合理的な考え方をベースにしてオールカーボンで出来ており、これで水を汲んでもバケツ代わりにしても大丈夫という、すばらしい製品です。しかし、ギターは木が勝負じゃい!、という方にとっては言語道断、ギターと呼ぶなどもってのほか、シンジラレナァ~イ!! (>_<)、 と、まあ甚だ迷惑な代物でもあります。

値段は結構なお値段です、日本円で30万強だったと思います。私は2~3本弾かせてもらいました。音はですね、なんともいえないのですが、案外それっぽい音がします。ピックアップをつけるなら、全く気にすることはないと思います。特に野外ステージなどされることもある方には、強い味方となるでしょう。雨の日に平気で使っていても、小室さんに叱られるようなこともないでしょう。
音よりも気になったのがネックのヨコの部分でして、構造上仕方がないそうですがちょっと違和感があります。触ってみたら分ると思いますし、違和感を感じなければ儲けものです。私の手はかなり敏感なので・・・。

ちなみにチューナーは、SEIKO STX-1 ですね。私も愛用しています。カズーは、わかりまへん。

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Canon EOS 20D / Canon EF 24mm F2.8






丸めた頭に雪駄、一歩間違えば危険なスタイルですが、どこかの住職さんのようないでたちです。
歌詞の中に「給料日、給料もらったらパッと使いましょう?」という感じの部分がありましたので、多分どちらも違うと思います。この手の曲をされる方は、まずウソはつきません。皮肉や批判はありますが、歌詞はそのまんま事実のことがほとんどです。
ですので、お友達の皆様は、給料日にはこの曲を口ずさみながらぞろぞろ後をついていけば、何かいいことがあるか、・・・二度と来るなと絶縁になるか、どちらかだと思いますよ!!

まれに、皮肉などをそのまま歌詞にしています。ですので、高田渡の曲が自衛隊からほめられたこともあったようなことを聞きますが、本気で「自衛隊に入ろう、入ったら人生バラ色・・・」なことを歌うわけ無かろうに、ねぇ~  「給料日」はどうでしょう ?(゜_。)?(。_゜)?

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女性は、浴衣姿がよいそうです (^^)、納得しました。
ちなみに、全曲とおしてほとんど表情がかわりません。穏やかな悟りの世界で演じられているようですが、唯一眉間にしわが入る局面がありました。「給料日」という歌詞の部分であります。

東京バンド at Blue Blues #2_f0091955_2154094.jpg
Canon EOS 20D / Canon EF 85mm F1.8 USM




ちなみにカズーという楽器、使ってみればすぐ分るのですがよく知らない方のために。
この楽器、口にくわえるのですが、吹いても吸ってもスカスカしてて、音の出そうな気配は微塵も感じられません。さらに最初はどっちを咥えていいのか分りません。ところが、うまくやると人をコバカにしたようななんとも滑稽な音がブハブハと出てくるのです。

そんなに高いものではないので一家に一本いかがでしょうか?、夫婦喧嘩が佳境に入ってきてしまったらお互いこれを咥えて罵り合うことで、ほどなく納まりそうな予感がします。口にくわえて、そのまましゃべってください、おもろいですよ、何をしゃべっても許されます。あんなことこんなこと、放送禁止用語だってOKです。有山さんの曲ですが、カズーを使って明らかに放送禁止語を連呼しています。
掘ったアナに向かって憂さ晴らしをするよりよっぽど健康的で後遺症もありません。一本どうですか?

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Canon EOS 20D / Canon EF 85mm F1.8 USM



ご縁があって、ファッツ藤原さんのブログ( 大正ラヂヲボーゐズ blog )をリンクさせていただきました。ブックマークの欄からどうぞ。
by cantam | 2006-12-03 21:17 | ライブ
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岡山県を中心に広島東部と兵庫西部、及び鳥取全域とその近隣を撮り歩いた撮りおろし写真帳です。主に自然風景と建造物を撮っています。

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